“ガラケー女”呼ばわりに見る「忖度」の終わり(中川淳一郎)
今年8月に発生した「あおり運転殴打事件」で、「あおり男」と共に話題となったのが「ガラケー女」です。男が怒っている脇で無表情でガラケーを被害者の車の方に向けて撮影をする帽子・サングラスのあの女ですね。
この時、各種メディアは容赦なく「ガラケー女」の呼称を使いまくりましたが、7年程前までメディアは意図的に「ガラケー」という言葉を使いませんでした。ガラケーとは「ガラパゴス携帯」の略で、日本固有の独自の進化を遂げた、海外では使われない携帯電話を意味します。...