嵐は来年の「24時間テレビ」に参加せず? 相葉くん「トップになろうぜ」発言の真意

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元SMAPの最高記録

 芸能記者が続ける。

「毎年、『24時間テレビ』は過去の視聴率と比較されますよね。その時、パーソナリティが誰だったかも表記されますが、これまで最も高視聴率を取ったのは、当時SMAPの草なぎ剛と香取慎吾がパーソナリティを務めた05年(19・0%)です。言うまでもなく、2人はジャニーズを離れ、独自の活動を続けているわけですが、事務所としてはこれが気に入らない。いまだにトップは、元SMAPの2人となってしまうのですから。彼らの記録を塗り替えるために、嵐がこれまでパーソナリティを務めてきた側面もあるのです」

 嵐以外のグループではダメなのか?

「それも数字が証明しています。元SMAPに次ぐ、18・6%を記録したのは過去に3回あります。07年のタッキー&翼、08年の嵐、17年の櫻井・亀梨・小山の時です。タキツバは18年に解散して今井翼は退所、櫻井翔クンと組んだ亀梨のいるKAT-TUNのメンバーは半減、小山のNEWSも大幅にメンバーが減り、元メンバーの錦戸亮の退所が発表されたばかり。数字が稼げるのは、今でも国民的アイドルの嵐しかいません。その重責を背負った嵐は、元SMAPの視聴率を塗り替えることが至上命題だったはずです」(同)

 今年の『24時間テレビ』の終盤、相葉雅紀はメンバー4人に対してサプライズの手紙を声を詰まらせながら読んだ。

〈……後悔しないように。まっすぐ前に進んで行こう。僕は、休止と書いて、“パワーアップ”と読むと思っています。応援してくれるみんなのために、メンバー1人1人が愛している嵐のために、近い将来、絶対にグループ活動しようね。この5人でトップになろうぜ!〉

「相葉クンの“トップになろう”という発言は『24時間テレビ』でこれが2度目。最初は元SMAPの2人がパーソナリティを務めた05年の前年でした。この時は純粋にトップに君臨していたSMAPに追いつきたい、追い抜きたいとの思いだったのでしょう。しかし、SMAPがいなくなり、名実共にトップになったにもかかわらず、再びこの言葉を口にしたのは、事務所からのプレッシャーを感じていたのかもしれません」(同)

 いっそ来年は、「24時間テレビ」を中止したほうがよさそうな……。

週刊新潮WEB取材班

2019年10月1日掲載

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