「加藤綾子」がNAOTOとの交際を番組で認める キャスターとして明らかにマイナス

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「軽率」との指摘も

 一部のニュースサイトは加藤綾子の過去に焦点を合わせた。例えば週刊女性PRIMEは9月25日、「加藤綾子 EXILEを恋人に選んだ背景に、『ベンジャー』として恐れられた学生時代」との記事を掲載した。

 タイトルの「ベンジャー」とは何なのかと読み進めていくと、2008年の「週刊朝日」(10月31日号)で報じられたものだという。ちなみに、この年に加藤はフジテレビに入社した。

「週刊朝日」の取材に答えたのは、埼玉県内の公立中学に通っていた後輩。加藤の過去について《ベンジャー』と呼ばれる10人ほどの女子不良グループの一員だったんです》と明かしたのだ。

 実際、加藤がギャル時代に撮影された写真などを見た方もおられるだろう。そのため、交際相手が「EXILEのNAOTO」と報じられると、“腑に落ちた”と感じる向きも少なくなかったようだ。

 だが一方で「お似合いのカップル」という祝賀ムードもあってか、加藤は浮かれているようだ。これに対し、テレビ業界から厳しい声が出ているという。民放キー局で長年、番組制作に携わってきた関係者が「確かに視聴率は好調のようです」と明かす。

「『Live News it!』は男性ファンの多い加藤さんが、専業主婦層の視聴者が少なくない夕方のニュース番組にMCとして起用された“ミスマッチ”が指摘されてきました。視聴率は4%台が少なくなく、期待外れとも言われてきました。ところが火曜に文春オンラインの速報が出た影響なのか、9月23日の月曜からの週は5%台が基本で、最高で6.0%が出ています。熱愛報道で興味を持ち、チャンネルを合わせた視聴者が一定数、存在したと考えられます」

 番組に対する興味・関心を引き立てることに成功したわけだが、せっかくの注目度アップを、加藤は活かしきれなかったと、この関係者は指摘する。

「いくら芸能ニュースのコーナーとはいえ、あっさり交際を認めてしまったのは、いかがなものかと思います。バラエティ番組だったなら全く問題はありません。しかしニュース番組のMCとしては軽率だったのではないでしょうか。別に否定しろとは言いません。笑顔でごまかすなど、報道番組に相応しい対応があったと思います。加藤さんは今後も、千葉県における台風災害や、日韓問題といった深刻で難しいテーマのニュースの原稿を読みます。ああいう浮かれ気分では、視聴者は鼻白むだけでしょう」

 いくら加藤本人が「浮かれていない。ニュースを読む時は冷静になっている」と反論しても、テレビの怖いところは「視聴者が『浮かれている』と判断すれば終わり」という点だという。

「9月25日の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系列/読売テレビ制作・平日・13:55)では、MCの宮根誠司さん(56)が加藤さんにLINEを送り、『(交際を)認めちゃいました』との返信があったというエピソードを披露し、スポーツ紙などが報じました。番組を離れたプライベートの行動も注意しなければ、ニュース番組の顔に相応しくないと視聴者が判断してしまいます」(同・関係者)

 交際報道による“ご祝儀視聴率”も、いつかは終わる。

「私が『Live News it!』を担当していたら、加藤さんにニュースキャスター、伝え手としての自覚を強く持つように注意します。率直に言って、視聴率で苦労している番組です。加藤さんの降板説が飛び出してもおかしくはありません。いよいよ正念場でしょう」(同・関係者)

週刊新潮WEB取材班

2019年9月30日掲載

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