「今日俺」「3年A組」「あな番」……来年から「日ドラ」で面白いドラマがなくなるワケ
「今日から俺は!!」「3年A組―今から皆さんは、人質です―」そして「あなたの番です」……日本テレビの日曜ドラマ枠(日曜・夜10時30分~)で、次々とヒット作が生まれている。ところが、「来年からは面白い作品はなくなる」という声が出ているそうだ。
一体、何が起きているのか――。
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日曜ドラマ「あなたの番です」は、9月8日の最終回で19・4%(ビデオリサーチ調べ:関東地区、以下同)を叩き出した。その日、関東地方は台風15号の直撃で家にいた人が多かったから、との指摘もあるが、とにかくこの数字はすごい。
日テレ関係者は言う。
「確かに19%台には驚きました。日テレの日曜22時30分からのドラマ、“日ドラ”は昨年秋の『今日俺』から快進撃が続いています。続く、菅田将暉(26)主演の『3年A組』も大ヒットしましたし、3つもヒット作が続くのは珍しい。テレビを見なくなったと言われる若者が、日ドラは見るという視聴習慣ができた証左でしょう。10月スタートの『ニッポンノワール―刑事Yの反乱―』も『今日俺』の賀来賢人(30)を主演にした刑事ドラマなので、期待が持てます」
日ドラは日テレのみならず、子会社をも潤した。
「動画配信のHuluでは、昨年1月の『トドメの接吻(キス)』からスピンオフドラマを放送してきました。通常、人気ドラマのスピンオフは、本編終了後にテレビで放送されるものですが、Huluでは本編の制作と同時進行でスピンオフを作って配信した。特に『あな番』では、SNSでドラマの展開が予想されるようになり、スピンオフドラマも大きな話題となりました。おかげで14年に買収したHuluの有料会員数も200万人を突破し、今年は黒字化が見込まれています」(同)
だが、その勢いも今年限りになるかもしれないという。
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