広島・バティスタの「ドーピング騒動」が日本球界に投げかけた「大きすぎる問題」

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 セ・リーグのペナントレースは、巨人、DeNA、広島の三つ巴の戦いが長く続かず、巨人が5年ぶりの優勝を果たした。3連覇中で優勝候補だった広島は、田中広輔や松山竜平といった主力が不調に苦しみ、本来の強さを取り戻せなかった。

 なかでも広島に大きな打撃を与えたのは、103試合に出場、26本塁打、64打点という活躍でチームを牽引していた主砲・バティスタが、日本野球機構(NPB)のドーピング検査で陽性となったため、シーズン途中で離脱したことだろう。

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