五輪新種目「空手」難解すぎて楽しみ方がわからない

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「これまでいろんな競技を見てきましたが、空手ほど難解なものはない。どこを楽しめばいいのやら……」

 とボヤくのは、日本武道館で行われた「空手プレミアリーグ東京」を取材した、格闘技ライター氏である。

 東京五輪新種目の空手には「形」と「組手」がある。相手と向き合う「組手」は1試合3分。技の難易度により1~3点が入り、最終的に点数が多い方が勝ち。一見、柔道のようで親しみやすい競技に思えるが、

「相手を投げたり、押さえ込んだりしないので、素人目には優劣がわかりにくい。...

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