今井絵理子と不倫のハシケン、破産寸前でも「秘書採用」でスピード救済!?

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“事務所に入れて”

「もうクビがまわらなくなっちゃったんですよ」

 とその“事情”を説き明かしてくれるのは、ハシケンの知人である。

「もともとあそこは一等地ですから、家賃が高い。議員報酬と、資産家の奥さんの実家という後ろ楯があって、成り立っていたんです。が、例の事件で両方がなくなり、イメージ悪化でお客さんも減った」

 となれば、坂道を転げ落ちるのも当然で、

「これまでも滞納はありましたが、ここ半年ほどは家賃がまったく払えていないそうです。周囲には“破産申請中だから払わなくてもよい”と説明しているとか。家主サイドはもちろん激怒していますよ。そんな状態ですから、今は親しい人が治療をしてほしいと言ってきた場合だけ、こっそり開ける程度で、事実上の閉院にしています」

 執行猶予期間もあと3年はあるから、結婚するにしてもまだ先のはず。で、今井議員の頭に、「スピード救済法」として、秘書採用が浮かんでいるということだろう。実際、別の自民党関係者も、

「今年の頭くらいだったかな。今井本人が橋本について“自分の事務所に入れてあげたい”と熱っぽく言っていましたよ。思わず引きましたが、公開が義務付けられている公設秘書はともかく、私設ならクローズで採用できますからね。活動がなくても金だけ支払って面倒を見ることは可能です」

 と言うから、彼女の頭の中だけで終わるとは言えないプランなのである。

 これについて、橋本氏の弁護士に問い合わせたが、「お答えできません」。今井議員にも質問状を送ったが、梨の礫。そこで携帯を鳴らすとご本人が出たものの、用件を伝えると「回答は控えさせていただきます」と言ったきり、電話を切られてしまった。

 先の関係者は言う。

「今井本人は批判に嫌気がさして、もう1期議員をやることに後ろ向きです」

 となれば、開き直ってハシケン秘書もあり得るのか――。ますます秘書採用の危険性は高まるが、いずれにせよ、大本を辿れば公金の使い道にかかわること。

 そんな話は「スピード廃案」を願いたいものである。

週刊新潮 2019年9月19日号掲載

ワイド特集「人生のバランスシート」より

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