茂木外相、河野防衛相…内閣改造ではっきり分かった首相候補の必須科目は“外交と防衛”

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 安倍晋三首相の自民党総裁としての任期はあと二年。ポスト安倍の行方に注目が集まる中で、令和の御代となって初めての内閣改造が断行された。総裁任期延長によって令和三(二〇二一)年九月以降も安倍が続投する可能性も取り沙汰されているが、今回の改造ではポスト安倍と目される人物が登用されたことが特徴だろう。岸田文雄は自民党政務調査会長に、菅義偉は内閣官房長官にそれぞれ留任、加藤勝信は厚生労働大臣に再登板、小泉進次郎は環境大臣として初入閣を果たした。

 ここで注目したいのは外務大臣(茂木敏充)と防衛大臣(河野太郎)、どちらにもポスト安倍といわれる人材が据えられたことだ。...

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