ジャニーさんお別れの会で配られた「特別アルバム」の中身

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 歴史的プロデューサーとしてギネスブックに掲載された写真ですら、キャップ姿にサングラス。7月9日に亡くなったジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏(享年87)である。

「今月4日に東京ドームで執り行われたお別れの会で祭壇に飾られた遺影にも、同じ写真が使われました。常に世界規模での人気に挑みながらも、裏方に徹し続けたシャイなジャニーさんらしい遺影だと思いました」(スポーツ紙記者)

 が、一部関係者のみに返礼品として配られた特別フォトアルバムには、貴重な素顔が多数収められていた。

「プロデュースしたタレントや舞台作品の紹介のあと、“銀塩プリントに残る在りし日の肖像と日常”というタイトルで幼少期からの写真が掲載されていました」(参列者の一人)

 家族写真に始まり、麻雀を楽しむリラックスした姿から舞台上でアーティストに直接指導している写真まで、ファン垂涎ものの構成となっている。なかでも驚きの一枚は、ロナルド・レーガン元大統領夫妻と田原俊彦との4ショット。祭壇にも飾られたこの写真は、

「89年10月、レーガンが来日した際に開いたコンサートの時に撮った写真です。アメリカのショーに魅了されたジャニーさんにとって、印象に残っていた瞬間で、ずっと大事にしていた写真なのでしょう」(先の記者)

 このアルバムが配られたお別れの会自体は、どんな様子だったかというと、

「最前列の中央に座り、近藤真彦に支えられるように献花を一番最初に行ったのは黒柳徹子。逮捕歴のある元ジャニーズの面々も参列していました。挨拶は近藤が読んでいた」(同)

 挨拶で、〈令和元年7月7日、私たちの愛するジャニーさんが亡くなりました〉と語り、命日を間違えるハプニングを起こした近藤。涙で原稿の文字がぼやけたか。

週刊新潮 2019年9月19日号掲載

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