八代英輝弁護士「ひるおび!」代打MCの評価 林修先生にはなれないこれだけの理由

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視聴者に親しみやすいのはどっち?

 そもそも年齢が1歳しか違わない。完全な同世代人だ。そして共に高学歴、エリートとしての職歴を持っている。これだけ似ていても、先の関係者は「林先生のMCと八代弁護士のMCは、レベルが違う」と断言する。なぜなのだろうか?

「八代弁護士は“弁護士のコメンテーター”としてはプロですが、“タレント”の域には達していません。一方の林先生は“予備校講師”のレベルは超え、紛れもない“タレント”です。もともと人気講師だけあり、聴く人の心を掴む話芸に長けていたということも大きいでしょう。更に博学なのでクイズ番組などでキャラが活きます。視聴者も『生徒たちから慕われる人気の先生』と親近感が湧き、だからこそお茶の間でウケるのです」

 八代弁護士は、その逆と言っていい。裁判官が傍聴人の心を掴むために話芸を磨くことはあり得ないし、必要もない。法曹家という存在も、視聴者にとっては決して身近な職業ではない――。

 更に林先生の特性として、「MCだけでなく、サブMCもできる」という点がある。両方をこなすというのは難しいという。

「例えばテレビ朝日の場合、林先生は『林修の今でしょ!講座』(火曜・19:00)でメインMCを担当しています。ところが『ポツンと一軒家』(ABC制作・日曜・19:58)のMCは所ジョージさん(64)で、林先生は“パネラー”という名称のサブMCです。林先生の凄いところは『番組に花を添えるタレント』という役割もしっかりこなすところです。全面に出なければならない時は出て、控えに回る時は存在感を小さくする。手練れのタレントでも、なかなかできることではありません」(同・関係者)

週刊新潮WEB取材班

2019年9月13日掲載

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