自衛隊員は基地で使うトイレットペーパーを自腹で買う 理不尽すぎる自衛隊の環境
日本の安全保障を担う自衛隊は、予算不足で制服や装備、弾薬が十分に買えない。挙句に、基地のトイレでは、トイレットペーパーさえ常備されていないという。そんな理不尽な環境で激務をこなす自衛官を描いた『自衛隊員は基地のトイレットペーパーを「自腹」で買う』(扶桑社新書)が9月1日に出版された。著者は国防ジャーナリストの小笠原理恵氏である。
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昨年の11月1日、自衛隊記念日でもあるこの日に、国会の衆議院予算委員会でこんな質問がなされた。...