稲垣吾郎が銀座にレストラン開店、運営は「サルヴァトーレ クオモ」展開の大企業

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 元SMAPのメンバー3人が所属する「新しい地図」。テレビで彼らを見る機会はめっきり減ったものの、芸能界以外で活動の幅を広げているようだ。昨年8月に香取慎吾(42)がアパレルショップを開店したのに続き、今年10月4日には稲垣吾郎(45)のレストランがオープンする。

 その店名は「BISTRO J_O」、「J_O CAFE」。レストランとカフェを別のコーナーで提供するため、それぞれに名前を付けているようだ。

 ちなみに、JOはオランダ語の“やんちゃ”と“お転婆”から一文字ずつ取ったもので、香取のアパレルショップ「JANTJE_ONTEMBAAR」(ヤンチェ・オンテンバール)と似た命名手法だ。

 レストランの場所は東京・銀座の並木通りと銀座柳通りが交差する十字路付近で、地下鉄有楽町線銀座一丁目駅から徒歩1分という抜群の好立地だ。近隣にはシャネルや松屋銀座、有楽町マリオンもあり、まさに銀座のど真ん中といっていいだろう。

 店が入るビルは1階から6階に銀座ロフトが出店し、主に7階以上にフレンチ、イタリアン、中華、しゃぶしゃぶなどの料理店が軒を連ねている。近隣の飲食店オーナーに聞くと、

「稲垣さんは、ビル最上階の9階に出店すると聞いています。カフェのアドバイザーには、ラテアート世界選手権で優勝経験のあるバリスタを招いているそうです。料理のメニューは公表されていませんが、豊富なワインを提供すると謳っているので洋食でしょうね」

 かつて、稲垣が「SMAP×SMAP」の料理コーナー「BISTRO SMAP」で腕を振るっていたのはご存じの通り。だが、よもや本人がキッチンに立つわけではあるまい。ある外食企業の幹部によれば、

「料理は、一部で“BISTRO SMAP”の監修をしていた服部栄養専門学校がサポートすると報じられていました。が、主に店を運営するのは、ピザで有名なサルヴァトーレ クオモなどを展開するワイズテーブルコーポレーションです」

 1999年創業のワイズテーブルは2004年に東証マザーズ市場に上場し、売上高137億7400万円を誇る大企業だが、ここ2年間は赤字が続いている。

「銀座一丁目駅周辺は、670軒を超える飲食店がある激戦区。活動の幅を広げたい稲垣と、開店前から知名度を上げたいワイズテーブルの思惑が一致したのでしょう」(同)

 開店時はファンも押し寄せるはずだが、1年後はどうでしょうか、稲垣クン。

週刊新潮 2019年9月5日号掲載

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