「小室佳代さん」は新興宗教の信者だった 「圭さん」命名にも関係

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 婚約内定会見からはや2年――。眞子さま(27)と小室圭さん(27)の結婚をめぐり、あらたな障壁となる事実が判明した。

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 2017年9月の会見で公にされた二人の結婚が、18年2月になって「延期」されたのはご存じのとおり。その背景には大きく2つの問題がある。ひとつは圭さんの母・佳代さん(53)と元婚約者との間の金銭トラブル。もうひとつは、圭さんの祖母・角田八十子(やそこ)さん(故人)の新興宗教との関わりである。

 後者の「宗教」について、あらたな事実が聞こえてきた。宮内庁関係者の証言。

「佳代さんが母の八十子さんが入っていた新興宗教に帰依していることがわかりました。『佳代』という名前はこの教団の関係者が名づけ親のようです。『圭』はもちろん、『佳』から取られたもの。ただ、最近は行事に顔を出す機会はないようです。婚約が暗礁に乗り上げているせいで、表だった活動は控えているのでしょうね」

 その新興宗教は「大山ねずの命神示教会」。1953年に“供丸斎”こと稲飯定雄という人物が設立した団体である。関係者によれば、圭さんの祖母にあたる八十子さんは若いころからリウマチを患い、長い闘病生活の中で救いを求めたのがこの教会だったという。

 現在の信者数は80万人(公称)というが、過去には何度か世間を騒がせる事件を起こしている。たとえば75年には、女性信者が教団幹部から乱暴されたうえ、彼女から被害を相談された教祖も、やはり彼女にわいせつ行為をはたらいた。結果、幹部・教祖ともに、不法監禁などで検察庁へ送検された(不起訴処分)。

 皇室ジャーナリストの山下晋司氏はこう指摘するのだ。

「結婚相手やその家族が宗教に関わっていたからと言って、一概に悪いと決めつけることはできません。ただ、その宗教の性質、その宗教との関わり方が、多くの国民の目から見て眉を顰める類であれば、問題がないとは言えないのだろうとは思います」

 かつて、皇室と新興宗教をめぐっては、「宮中の魔女」事件という前例があった……。詳しくは9月11日発売の週刊新潮にて。

週刊新潮 2019年9月19日号掲載

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