「監察医 朝顔」で上野樹里の評価が急上昇 昔のやんちゃエピソードが嘘のよう……
変わった原因は?
テレビドラマ「監察医 朝顔」(フジテレビ系列・月・21:00~)は9月2日に第8話が放送され、視聴率は10・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)と相変わらずの好調を示した。
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高視聴率で“月9復権”と言われているが、主演の上野樹里(33)の評価も「うなぎ登り」の声が出ているそうだ。
これまで上野は何かと「問題ある女優」と指摘されてきた。そう報じた芸能記事を紹介すると、ざっと、こんな感じだ(いずれも出典は電子版)。
「2度と仕事したくないTV美女(1)武井咲、上野樹里」(アサ芸プラス:13年2月26日)
「上野樹里、態度の悪さが業界内で不評…中居正広が注意、番組進行を中断、先輩にタメ口」(Business Journal:16年6月1日)
「地道な姉と裏腹に 上野樹里は“ある件”でTV界から総スカン」(日刊ゲンダイDIGITAL:17年5月3日)
「上野樹里、仕事激減の裏に“ワガママ女優”評……KAT-TUN・亀梨和也ドラマの『ドタキャン』響く」(日刊サイゾー:19年2月15日)
という具合なのだが、民放キー局でドラマ制作に携わるスタッフは、「やはり結婚したことで角が取れ、性格も穏やかになったと評判です」と明かす。
「数々の悪評を伝える報道がありましたけれど、やはり“火のない所に煙は立たない”という諺通り、若い頃は天狗になっていた面はあったと思います。何の説明もなく、撮影を中断させたままの助監督を問い詰め、『あんたに訊いてんだよ!』と噛みついていましたからね。とにかく荒れ狂っていた時代がありました」
ロックバンド・TRICERATOPSのギター&ボーカリスト・和田唱(43)と結婚したことを上野が公表したのは、16年5月。それから徐々に、上野が現場でトラブルを起こすことがなくなっていったという。
「今の上野さんは現場で、文句一つ言わないそうです。もともと、芝居の巧さは際立っている人なので、『朝顔』で評価は上がる一方です。今後は出演依頼が殺到すると思います。もし上野さんの仕事を悩ませるものがあるとしたら、ご自身の妊活だけという状況ではないでしょうか」(同・スタッフ)
芸能記者は、こう語る。
「最近の連ドラで言えば、深田恭子さん(36)や石原さとみさん(32)の主演作は不調です。業界では『いよいよ上野さんや吉高由里子さん(31)が連ドラの女王になるかもしれない』との声も出ています。連ドラ出演の多い戸田恵梨香さん(31)も、9月30日からのNHKの朝ドラで主演をやるくらいですからね。上野さんにも充分、可能性はあるでしょう」
少し意外だが、上野は2016年の主演映画「お父さんと伊藤さん」(監督:タナダユキ/配給:ファントム・フィルム)以来、スクリーンからは遠ざかっている。
「いわゆる“演技派”で、賞を取れる女優となると、安藤サクラさん(33)、波瑠さん(28)、高畑充希さん(27)という名前が挙がると思いますが、3人ともNHKの朝ドラ『まんぷく』(18年)、『あさが来た』(15年)、『とと姉ちゃん』(16年)の主演を務め、視聴者の人気を集めたことは記憶に新しいでしょう。彼女たちが上野さんのライバルになるという感じですね」(前出のスタッフ)
このスタッフによると、上野のギャラは連ドラなら現在、「1本あたり150万から200万」だという。当然ながら、演技に磨きがかかり、更に視聴者の支持を得れば、“マネー・メイキング・スター”の座も近づいてくることになる。