森田さんも憂える、天気予報「ショービジネス化」の弊害
「天気予報」がオオカミ少年になる日(1/2)
大雨や台風に見舞われれば、巷の関心はおのずと天気予報へと向けられる。むろん、予報とはいえ一種の“占い”でもあり、そこは当たるも八卦当たらぬも八卦。が、昨今はその“ショー化”が目に余る。これでは、いざという時「オオカミ少年」になりはしまいか。
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テレビのワイドショーを見渡せば、すっかり“人気コーナー”と成りおおせた天気予報が、否応なく目に入ってくる。そこでは、司会者やコメンテーターと気象予報士との軽妙な掛け合いが織りなされ、
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