佐野サービスエリアで「加藤の乱」社長と永田町大物に怪しい接点

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 お盆の真っ只中から営業を停止していた栃木県の東北道上り佐野サービスエリア(SA)の問題が、約85キロ離れた東京永田町に飛び火した。火元は、SA運営会社「ケイセイ・フーズ」の岸敏夫社長(61)からクビを宣告された加藤正樹元部長(45)だ。

 加藤元部長が8月24日にフェイスブックへ投稿した文章は、こんな出だしで始まっている。

〈先日、栃木県警佐野警察署に、岸敏夫の犯罪の証拠を提出しました〉

 そこには岸社長が役員を務める片柳建設がメインバンクの群馬銀行を騙し、10億円規模の融資詐欺を企てたとの内容が綴られていた。...

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