「24時間テレビ」は歴代13位の視聴率で健闘 でも相葉雅紀クンは肩身が狭い?

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 日本武道館が使えなくても、今年も開催された「24時間テレビ42」(日本テレビ)。終わってみれば、番組全体の平均視聴率は16・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)と昨年の15・2%を上回る歴代13位に。駅伝最終ランナーのいとうあさこ(49)が両国国技館へ向かうラストスパートでは、瞬間最高視聴率39・0%(昨年は34・7%)を記録するなど、日テレのバラエティ班は大喜び。だが、渋い顔をしている部署もあるそうで……。

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 日テレ関係者が語る。

「実は日テレでは、世帯視聴率よりも個人視聴率が重視されています。広告収入に直結しますからね。ですから8月28日の開局記念日に行われる表彰の基準も、個人視聴率8・5%以上となっていました。で、今年の『24時間テレビ』の平均個人視聴率は9・9%、『24時間テレビ』では歴代6位でした。表彰基準もはるかに上回っただけに、バラエティ班は大喜びという訳です」

 結構なことではないか。

「ただね、欲を言えば、個人視聴率で10%の大台、16・5%だった世帯視聴率も、あと0・5%は上がったんじゃないかと言われているんです」

 どこかが足を引っ張ったとでも?

「そうです、それがドラマ班ですよ。つまり嵐の相葉雅紀(36)が主演したドラマスペシャル『絆のペダル』の数字が良くなかったんです」

「24時間テレビ」のドラマスペシャルといえば、初日(土曜日)の夜9時頃から始まる単発の2時間ドラマ。番組の看板でもあり、チャリティ番組だけに闘病のノンフィクションを描くことが多い。今年の「絆のペダル」は、自転車のロードレース選手・宮澤崇史さん(41)が、肝臓を患った母に生体肝移植しながらも、選手に復帰するまでを描いたノンフィクションだった。ちなみに視聴率は18・0%だ。むしろ番組全体の平均視聴率を押し上げるのに、十分貢献をしている。とても足を引っ張ったとは思えないが、

「18%じゃダメなんですよ。最低でも20%はいってくれないと……」

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