JALに「飲酒パイロット」が後を絶たないのは「組織風土の甘さ」が原因だった

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 折も折、御巣鷹山の事故から34年というタイミングでの不祥事だった。JAL(日本航空)の副操縦士が乗務前に日本酒を飲んでいたことが発覚。昨年来、飲酒問題が引きも切らずに露見しているが、その根底に、かの会社特有の文化があるという。

 当の問題をJALが発表したのは、今月13日のこと。御巣鷹山の事故から34年が経ち、遺族らの慰霊登山が行われた翌日だった。

「赤坂祐二社長は12日、去年から相次いでいる飲酒問題を克服すると墜落現場で話していました。ですが、呆れるのは10日の時点で今回の飲酒問題が分かっていたこと。...

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