「佳子さまは普段、何をされているのですか?」 ご公務は月4回、記者から疑問の声

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お出ましはたったの4回

 これに大夫は“皆さんにお知らせすべきものはお知らせしている。内親王殿下はお変わりなくお元気です”と応じたのだが、記者からは“就職はされないのですか”との問いが続いたという。

「大夫は『現時点では聞いていません』としたのですが、間を置かずに『大卒の女性が、ご公務の日程がこれだけでは時間を持て余すはず。佳子さまの同級生などは今、社会に出て一番忙しい時なのに、ご本人はどのように過ごされているのか、常々不思議に思っていました』と質され、『元気にお過ごしです』と繰り返すしかありませんでした」(同)

 なおも記者から“宮家のお仕事は手伝っておられるのか”と畳みかけられると、

「『公的ご活動の他に何をなさっているかというお話は控えたい』と、大夫は質疑を終えてしまいました。実はこの一連のやり取りでは、辛口のベテラン記者ではなく、佳子さまとさほど年の違わない複数の女性記者が質問を投げかけていました。若い年代の女性として、ご公務になかなかお姿を見せられない佳子さまのご動静に率直な疑問を抱くのは、至極もっともだと思いましたね」(同)

 実際に宮内庁のHPで7月の秋篠宮家の「ご日程」を見ると、先の「明治天皇例祭の儀」を含め、佳子さまは公的ご活動にわずか4回しか登場なさっていない。さる宮内庁関係者が言う。

「お立場が大いに異なるとはいえ、長期療養されていた皇太子妃時代の皇后さまの方が、より広くご活動なさっていました。ご公務の担い手の減少が懸念される折、就職も進学もされていない成年皇族としては、やはり少々寂しい状況です。現在は、9月に予定されているオーストリアとハンガリーご訪問の準備をなさっているのかもしれませんが、であればそう説明すべきです。ことさらにお過ごしようを伏せれば、かえって疑念を募らせることになりかねません」

 前述した3月の「ご回答」では、メディアについて、

〈情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切〉

 と、お姉さまに関する報道にクギを刺された佳子さま。よもやお姿を見せないのが、ご自身の“意図”ではなかろうが……。

週刊新潮 2019年8月15・22日号掲載

特集「『小室家』が言い出した『秋篠宮家の陰謀』」より

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