「出川哲朗」はCM10本、「充電」も大物出演に高視聴率、年収は軽く1億円を突破
NHKとフジを“撃破”
8月17日土曜の午後6時半から、テレビ東京で「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」が放送された。通常なら午後7時54分のスタートだが、この日は2時間半のスペシャル版。その視聴率が、テレビ業界で話題になっているという。
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民放テレビ局の関係者が、「土曜の午後7時台という正真正銘のゴールデンタイムで、出川哲朗さん(55)の実力が証明されました」と指摘する。
「事前の予想では、NHK総合『第51回 思い出のメロディー』か、フジテレビ『ENGEIグランドスラムLIVE』が、視聴率トップを取ると見られていました。前者は大物歌手が総出演の音楽番組で、後者は売れっ子芸人が顔を揃えたネタ番組です。ところが蓋を開けてみると、出川さんの『充電』が両番組に勝利するという意外な結末だったのです」
出川の「充電」は9・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)。2ケタ目前という大金星をあげた。これに対し、「思い出のメロディー」は7・9%、「ENGEI」は7・5%と伸び悩んだ。本来なら、こちらの2番組が2ケタの視聴率を取ってもおかしくなかっただろう。
「大番狂わせが起きた要因の1つに、NHKのEテレが8・4%という視聴率を獲得したことがあります。“そんな人気番組があったか?”と首をひねった方も多いと思いますが、先に答えを明かしますと、甲子園の中継が続いていたからなのです」(同・関係者)
第2試合の星稜と智弁和歌山の試合が、タイブレークの末に延長14回までもつれる大熱戦となったのは記憶に新しい。だが、更にこの日は、第4試合の関東一と鶴岡東の試合も延長11回まで続いた。おまけに関東一は東東京代表。関東地方の視聴者は、相当数がEテレに流れたようなのだ。
「そうは言っても、面白くない番組の視聴率が上がるはずもありません。出川さんの“人間力”が視聴者の心を掴んでいるのは間違いないでしょう。それは豪華なゲストを見ても明らかです。明石家さんまさん(64)、中居正広さん(47)、唐沢寿明さん(56)、反町隆史さん(45)という大物が続々出演していますが、皆さんは出川さんのために駆け付けているのです」(同・関係者)
素顔の出川は実のところ、非常に繊細で人見知りだという。「1回も仕事をしていない人には失礼に当たる」とツッコミを封印するほど真面目な一面も持つ。上記4人の大物芸能人は、そんな出川の人柄をよく知っており、「あいつのゴールデン初の冠番組だからな」と出演を決めたという。
「ドラマは『演技に難あり』と出演オファーはないですし、“充電”のギャラもテレビ東京さんなので、1本60万円とか80万円というレベルだと思います。ただし、出川さんはCMを10本も抱えています。1本あたりの契約料は1500万円とか2000万円という額でしょうから、余裕で年収は1億円を超えていますね」(同・関係者)
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