24時間テレビ「マラソン」知られざる内幕 4人の走者の順番をなかなか決められない訳

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走る順番でまた揉める

「駅伝ランナー4人のうち、いとうあさこ(49)とガンバレルーヤのよしこ(28)は、7月14日の『イッテQ』で発表されました。3人目の近藤春菜(36)は、8月10日の『嵐にしやがれ』でした。実はこの2日前の8日、日テレはスポーツ紙やテレビ誌を大磯(神奈川県)に集めて、新ランナーの発表をしたんです。ちょうどこの日は、吉本興業が闇営業問題の改善策を記者発表するという日と重なり、どちらに出るか迷った記者も少なくなかったと思います。『24時間テレビ』を取材に来た記者は、近藤春菜が3人目と聞いて、記事の扱いも小さくなってしまいましたね」(同・日テレ関係者)

 結局、18日の「イッテQ」で、4人目は当日発表となることが告知された。今度こそ、サプライズが用意されているのではないか。

「少なくとも、ネットで噂されている大玉・木村佳乃はありませんよ。おそらく、4人目も小粒でしょうね」(同・日テレ関係者)

 さすがに4人目がまだ決まっていないということはないだろうが、それでもまだ火種は燻っているという。

「問題は走る順番です。近藤春菜とよしこは、当初の42・195キロから10キロ短縮した32・195キロに変更されましたが、4人で24時間で完走するとなれば、単純計算で平均6時間程度走ることになります。となれば、第1走者が土曜日の夜8時にスタートすると、第2走者が走るのは夜中2時から日曜朝8時ということになり、一生懸命走っている姿をなかなか生で見てもらえない可能性が出てきます。第3走者は朝8時から午後2時まで、真夏の炎天下をフラフラになりながら走らざるを得ない。所属事務所でなくとも、ケガや病気が心配です。第4走者は番組終了が迫る国技館にゴールするわけですから、視聴率もいいし、最大の見せ場なので、誰だってアンカーをやりたい。この順番を巡って、タレント事務所との交渉は続いているそうです」(同・日テレ関係者)

 では、アンカーは誰になるのか。デイリー新潮は、ズバリ、いとうあさこと予想する。理由は単純明快だ。『イッテQ』の制作スタッフが今、最も頭が上がらないのが、番組MCのウッちゃんこと内村光良だ。彼が所属するマセキ芸能社にいるのが、いとうあさこだ。彼女は、これまで長距離を走ったことがあるのは7キロと公言するほどのマラソン素人。だからこそ、何らかのドラマが生まれる可能性がある。しかも御年49で、3人の中では最年長にもかかわらず、当初の予定通り42・195キロを完走するという。一番おいしいところを走る約束はすでに出きていると睨んでいる。

「どうでしょうね。4人目のランナーも含めて、知っているのはスタッフのごく一部ですから、どうなることやら。でも、そろそろ、24時間マラソンも見直しの時期に来ていると思います。ランナーは番組に向けて何ヶ月も練習に練習を重ねたというわけでもありませんし、“練習不足でケガをしたらどうするのか”、“炎天下の中、いじめに近い罰ゲームだ”といった声も増えてきています。チャリティー番組で、取り返しのつかない事故が起きたら、目も当てられませんから」(同・日テレ関係者)

週刊新潮WEB取材班

2019年8月23日掲載

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