稲田朋美の意外な「不動産商才」 今度は一等地の駅前ビル買収

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 本項で取り上げる女性政治家は、「下降気流」に流されている真っ最中と言えよう。稲田朋美元防衛相(60)。出世街道を驀進(ばくしん)していたのも今は昔。目下、その政治力の衰えは隠せないが、一方で「別の能力」に磨きをかけていたようだ。

 行政改革担当相、防衛相……。稲田氏は当選5回ながら要職を歴任し、女性初の総理候補と持て囃(はや)されたこともあった。だが、防衛相時代に国会で野党から追及されて泣いてしまうなどの醜態を晒し、結局1年足らずで辞任に追い込まれ、もはや彼女は入閣候補とも目されていない。さぞ意気消沈しているに違いないと思っていたら、意外なところで「意欲」を発揮していて、ある自民党関係者曰く、

「7月の所得公開で、稲田さんが地元の福井県で新たに土地と建物を購入していたことが分かったんですが、その物件というのが、福井駅東口ターミナルから300メートルの超駅近で角地にある3階建てビルなんです」

 地元の不動産業者が後を引き取る。

「私もその物件を狙っていたんですが、昨年6月、稲田さんに先に買われてしまいました。今、福井の駅前は再開発の真っただ中にあるため、駅近物件は格好の投機対象なんです」

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