先鋭化する「香港デモ」市民はどう見ているか
長期化している香港の逃亡犯条例改正に対する反対運動。8月18日には、主催者発表で170万人というデモが再び行われ、中国からの武力介入に関する情報が流れるなかで、改めて、香港人の強い抵抗の意思を示すものとなった。
一方で最近、香港国際空港が数万人の抗議者によって占拠され、世界で最も忙しい空港の1つと言われる同空港の機能が麻痺し、全便欠航という異常事態に発展した。
これまでの香港の反対運動は、市民生活への影響が生じるのはできるだけ避けようという意図が見えていたが、今回は香港市民だけでなく香港を訪れる観光客やビジネス客にも大きな影響を与える結果となった。...