「恐竜化石は誰のもの?」 世界を飛び回る恐竜学者の「その国から出た化石は、その国の宝」という信念

国内 社会

  • ブックマーク

 NHK子ども科学電話相談で大人気の“ダイナソー小林”こと北海道大学の小林快次教授。誰も調査したことのないフィールドへ足を運び、未知の恐竜化石を掘り出す学者だ。「むかわ竜」発掘の陣頭指揮をとったことでも知られる小林さんは、発掘地でよく化石を見つけることから、「ファルコン・アイ(ハヤブサの眼)」の異名も持つ。そんな小林さんの“恐竜まみれの日常”を夏休みスペシャルとして4回にわたりお届けする。今までほとんど研究者が入っていないゴビ砂漠の「空白地帯」へ着いた小林さんが、目にしたものとは…。...

つづきを読む