ホワイト国指定解除の報復、韓国の日韓軍事協定破棄は自殺行為に他ならない
厳しい外交の世界をそれぞれの国が泳いでいくためには、相手国が唸るようなカードを手中に秘めていることが重要だ。ただの空威張りでは、残念ながら誰も相手にはしてくれない。韓国のいまの状況を見ていると、切ることのできるカードがないというのがいかに虚しいことなのかが嫌というほどよくわかる。ここまで来るともはや怒りを通り越し、他国のことながら憐れみさえ覚えてしまう。
いわゆるホワイト国からの除外という8月2日の閣議決定を受けて、韓国が目を付けたのがGSOMIA(日韓秘密軍事情報保護協定)だ。...