木下優樹菜の姉が「タピオカ屋」をオープンも夏以降も生き残れるか不安の声多数

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「家族全員で」

 経営コンサルタントの日沖健氏が現在のタピオカ業界を解説する。

「最近ではミスタードーナツなどチェーン店でも扱うお店が増えてきました。流行の要因の一つは参入障壁が低いことでしょう。例えば、スターバックスのような店では店内にくつろぐスペースが必要ですが、タピオカは飲み歩きがベースなので、出店にお金がかからない。また、原価は50円ほどなので、利益率が高い」

 その“お手軽さ”ゆえにこう警鐘を鳴らす。

「どんな商品でも“飽き”が来ます。その時、生き残れるのはこだわりのあるお店。安易に参入してきたところは今後、淘汰されていくのではないでしょうか」

 そう言われると、こちらも心配になってしまうが、

「店名の ALLRIGHT は大丈夫という意味ですから」

 と、周囲の心配を打ち消すのはリフォーム会社を経営するユッキーナの父。

「次女は結婚して3人の子どもがいるんだけど、ずっと専業主婦だったんですよ。子育ても落ち着いてきてタピオカの店をやるんだ、と聞かされました。大丈夫かと心配したのですが、店名がそういう意味だと知って、やる以上は頑張ってほしいなと。家族全員でお店を盛り上げていきたいですね」

 オーライ、“兵どもが夢の跡”にはさせない意気込みなのだ。

週刊新潮 2019年8月8日号掲載

ワイド特集「ひと夏の経験」より

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