「効率よく焼き尽くせ」 空襲成功のため、日本家屋まで再現した米軍の「用意周到」【戦争と日本人(3)】
この7月、米国人建築家フランク・ロイド・ライト(1867-1959)設計の8件の建築物が、世界文化遺産に登録されることが決定した。今回指定を受けたのはすべて米国にある建造物だが、ライト設計の建造物は日本にもいくつか残っている。中でも有名なのが、東京・日比谷にあった帝国ホテル(愛知・明治村に移築)だろう。そしてちょうど100年前の大正8(1919)年、ライトの弟子として共に来日した人物が、アントニン・レーモンドだった。
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