「滝川クリステル」は代議士の妻に適任 元同僚が語る“5つの根拠“
これほど驚かされた結婚も滅多にないだろう。言うまでもなく、自民党の小泉進次郎衆院議員(38)とフリーアナウンサーの滝川クリステル(41)のことである。滝川は妊娠しており、年明けに出産を予定している。小泉氏は「将来の総理」と目される有力代議士。滝川はどんな妻になるのか?かつての同僚たちが占う。
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「滝川クリステルさんはすごくポジティブでアクティブな女性。何事にも前向きで怒っているところを一度も見たことがない。だからスタッフはみんな彼女のことが大好きでした」
そう語るのは「Japan In-depth」編集長の安倍宏行氏(63)。元フジテレビ報道局経済部長で、2002年からの1年間、滝川と2人で午後11時台のニュース「ニュースJAPAN」のキャスターを務めていた。滝川が左斜め45度の座り位置で、カメラに向かってニュース原稿を読み、男性族を釘付けにした番組である。
安倍氏の話を続けよう。
「生放送中は殺気立つこともありますが、彼女は何があろうが、慌てたり、焦ったりしなかった。それと、自分の考えをしっかり持っていて、ブレない。また、明るくて、一緒にいると楽しい女性。スポーツも得意ですよ」(同・安倍氏)
そのルックスと語り口によって、世間の少なからぬ人から「クールな女性」、あるいは「アンニュイな女性」と思われているようだが、安倍氏は「ぜんぜん違いますよ」と一笑に付す。
さらに安倍氏によると「弱音を吐いたこともない」そうだ。もっとも、左斜め45度の座り位置については、姿勢に無理があったようで、「のちにインタビューで『痛かった』と振り返ってますね(笑)」(同・安倍氏)
別の元フジ報道局員はこう語る。やはり誉める。
「彼女は芯が強い。やりたいことがあったら、それに向かって突き進むタイプ。それでも少し天然で、頑固者というわけじゃないから、みんなから愛された」(元フジ報道局員)
もっとも、滝川がフジの社員だったことはない。青山学院大卒業後の2000年、フジ系列の制作会社である共同テレビにフジ専属アナとして入社。フジの入社試験も受けたのだが、採用人数が少なかったため、落ちてしまったのだ。しかし、フジは手放すのはあまりに惜しいと考え、共同テレビに迎え入れたのである。その後、共同テレビとフジ、セント・フォースの出資で女性アナのプロダクション、フォニックスが創業されると、移籍した。
さて、滝川の素顔について、ここまでの証言で分かったことは(1)何事にも前向きで、怒らない(2)慌てない、焦らない(3)弱音を吐かない(4)芯が強い(5)みんなから愛された、である。代議士の妻に適任ではないか。
代議士には苦楽が付き物。選挙に強い小泉氏が落選の憂き目にあう可能性は低いだろうが、それでもポストの問題などで照る日もあれば曇る日もあるに違いない。何事にも前向きで動じない滝川が側にいれば、小泉氏は心強いだろう。
また、いくら落選の可能性は低いからといって、選挙運動をやらないわけにはいかない。運動の際には有名人である上、みんなから愛された滝川なら、一騎当千の味方になるはずだ。
結婚を発表した8月7日、小泉氏は首相官邸での記者会見で、「政治の世界は戦場、いつ命を落とすか分からない」と語っていたが、実際に政治家はみな明日をも知れぬ身。人気者の小泉氏であろうが、重大な失言などをしてしまえば、どうなってしまうか分からない。窮地に立たされたとき、慌てない、焦らない、芯が強い滝川なら、心強いサポーターになるだろう。
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