輸出先「り地域」に移籍した韓国(KAZUYA)
いろはにほへとちりぬるを……子供の頃に、国語の授業で覚えた思い出があります。経済産業省は安全保障上の貿易管理制度で、輸出先を分類して、いろはを付しています。
「い地域(1)」を見ると米国、英国、豪州、欧州の多くの国などが入っています。少し飛ばして「ち地域」を見るとアフガニスタン、イラク、イラン、北朝鮮、コンゴ民主共和国、スーダン、ソマリアなど、ある意味名だたる面子が揃っています。
これまで「い地域」に分類されていたのに、信頼関係の崩壊から輸出管理体制の見直しが決まり、新設された「り地域」に移籍した国があります。
そう、韓国です。
最初「り地域」を見たときに、韓国には李さんという名字が多いからかなと思っていましたが、とんだ勘違いでした。
ちなみに「り地域」に分類されているのは韓国のみですから、“特別待遇”とも言えるでしょう。
もはや日韓関係はボロボロです。最近また弾道ミサイルを発射した北朝鮮や影響力を拡大しようとする中国への備えはもちろん、経済的にも日韓が連携する意味は大きいはずなのですが……韓国は日本に対してだけは意味不明の強硬姿勢を貫いています。
苦境の韓国はWTOの一般理事会で措置の撤回を求めて意見を述べるも、残念ながら発言する国はありません。しかし物は考えようです。韓国の金勝鎬・新通商秩序戦略室長は沈黙こそ韓国の提案が支持された証拠などと捉えているようです。ポジティブ過ぎだろ。
李洛淵首相は「万一、日本が状況をさらに悪化させれば、予期せぬ事態につながる恐れもある」と脅しのような言葉も発しています。
高純度のフッ化水素などがスムーズに入手できない状況は韓国にとって最悪です。単純な話、韓国はルールを守るだけで良いのです。ただ相手が日本だとそれが出来ない。折れることも出来ない。
韓国社会には、たとえ心のなかで親日だとしても、表面上は反日か親日ではないと演じるしかない空気がある、と韓国人でノンフィクションライターの崔碩栄氏は著書に記しています。
そうした社会の空気が不可逆的な反日の流れを生み出し、国民も政治家も身動きが取れなくなっているのではないでしょうか。まさにやめられない、止まらないといった具合で、反日のドツボにハマっています。これまで日本はこうした件では折れていたので、今回はしっかりしてほしいところです。甘やかしてはいけません。
韓国の日本に対する態度をまとめるとこうなります。
1.国同士の合意や約束を破る
2.それでいて被害者面して、逆に日本が悪いかのように振る舞い、告げ口外交で外国の同意を得ようとする
3.明らかに韓国に問題があっても、相手が日本なら絶対に非を認めない
4.報道と世論が過熱し、政治家も過激発言で反日の勢いは加速し続け止まらない
これを韓政(慣性)の法則と呼びます。テストに出るので覚えておくように。