里見香奈五冠、女性初プロの偉業に王手もむしろ収入激減の不可解

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 ひと口にプロと言っても、将棋界では男女の差があまりに大きい。プロと名乗れるのは四段からで、プロ棋士の肩書を持つ女性は一人もおらず、“女流プロ”という枠組みが設けられている。目下、女性初のプロ棋士誕生の偉業に王手をかけているのが、女流棋士の里見香奈五冠(27)だ。

 プロになるには、まずプロ棋士養成機関「奨励会」に入会して三段リーグを突破するか、編入試験に合格する必要がある。

「今の勢いなら、里見さんは編入試験に合格するでしょう」

 と、ある現役棋士が語る。...

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