TBSが炎上覚悟で五輪司会を発表したウラ、リストラ「中居正広」の胸中やいかに

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金スマの視聴率は低迷

 少し古い話になるかもしれないが、スポニチアネックスは7月8日、「安住紳一郎アナ、ぴったんこ“大切なおしらせ”演出に苦言『非常に信頼を失う』お詫びも」と報じた。「TBSの詐欺的PRの話ね」と、ご記憶の方も少なくないはずだ。

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 念のため経緯を振り返っておこう。TBSの安住紳一郎アナウンサー(46)が出演する「ぴったんこカン・カンスペシャル」が7月5日に放送されたのだが、当日の新聞ラテ欄に次のような思わせぶりな告知が掲載されたのだ。

「恐縮です 今夜、安住紳一郎アナより大切なお知らせが」

 6月30日に春風亭昇太(59)が「笑点」(日本テレビ系列)で結婚を発表したこともあり、世間は注目した。「やはり結婚発表だろう」、「いや、フリー転身の発表では?」などと予想が盛り上がった。

 ところが蓋を開けてみると、「2020年の東京オリンピックで、安住アナが総合司会を務める」という発表に過ぎなかった。世論は落胆から怒りに転じ、SNSは「結婚だと思ってたのに」、「詐欺じゃないか」、「だからテレビはつまらない」、「視聴者をバカにするにもほどがある」といった批判の声で埋め尽くされた。

 安住アナは7月7日、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「日曜天国」に出演。「私は『そういうやり方はやめた方がいい』って、制作とは話し合いを重ねたんですけども」と釈明した。

 また言い訳だけに終始することもなく、元カノや脚本家の三谷幸喜氏(58)からも“過剰演出”について怒られたエピソードを披露。リスナーの笑いをしっかり取ることも忘れなかった。

 普通なら、これで話は終わる。だが、TBSには「別の狙いがあった」と聞けば、どう思われるだろうか。実は熟慮に熟慮を重ねて、「大切なお知らせ」の発表を決めたというのだ。

 民放キー局の関係者が、「絶対匿名」を条件に取材に応じた。

「今回の発表はTBSの中居正広さん(46)に対する、事実上の決別宣言、リストラ宣言でした。それには当然、批判の声も上がる。そこで、ある程度の炎上は覚悟の上、敢えて、このタイミングでの発表に踏み切ったのです」

 SNSでは既に話題になっているが、東京五輪の総合司会を安住アナが担当するということは、同時に中居の落選を意味する。

「中居さんは冬期オリンピックも含め、アテネ五輪からリオ五輪まで連続してTBSのメインキャスターを務めてきました。それがよりによって東京五輪を目前にしてクビを切られたのです。中居さんの衝撃は筆舌に尽くしがたいでしょう。実際、相当に落ちこんでいたという話も聞いています」

 東京オリンピックの開幕は2020年の7月24日が予定されている。もし大々的に宣伝したいのなら、1年前にあたる今年の7月24日が最適であることは言うまでもない。だが何も関係のない7月7日に「安住アナが五輪司会に就任」が発表されたのである。

 おまけに7月7日と言えば、ジャニーズ事務所の創設者、ジャニー喜多川氏(1931~2019)が危篤状態だった時期にあたる。「安住アナを五輪司会に起用」のニュースバリューは格段に落ちる。

「それこそがTBSの狙いだったようです。中居さんは、TBSで東京オリンピックのMCをやりたいがために、ジャニーズ事務所に残留したとまで言われています。それほど、五輪でのMCに強い思い入れがあります。それなのにTBSはあっさり切ってしまったわけですから、できるだけ世間の目が中居さんに向くのを防ぎたかったんです。そこでドサクサ紛れのタイミングで、安住起用を発表したというわけです」(同)

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