自民・石崎徹代議士の「秘書虐待」 密室で殴る蹴るの暴行、LINEで「バカ」連呼
「連続暴行犯ですよ」
改めて振り返れば、この地元勤務・30代の秘書は、採用されて1年ほど。が、石崎代議士から目を付けられ、日頃から仕事上のミスをあげつらわれたばかりか、暴力まで受けていたという。
後援会関係者によれば、
「車の中とか、事務所、エレベーターの中などの“密室”で、頭や顔、肩、腹、脚などキリがないくらい。拳の時もあれば、蹴りの時もあったそうです。二の腕に痣が出来るほどのこともあり、はじめは我慢していた秘書も、告発を決意。病院に行ったら、打撲で全治10日との診断が出ることもあったそうです」
6月頭には県警に被害届を提出。その後も事務所で働いていたものの、7月に入って、ファックスの送信ミスを責められ、膝の半月板辺りに蹴りを入れられた。よろめいてドアにぶつかるほどだった。
「あまりのことに“110番する!”とキレた秘書に対し、慌てた石崎は“夏のボーナスをアップするから”と懐柔を図った。が、怒りは収まらず、事務所を辞めてしまいました」
週刊新潮7月25日号の取材時には「警察との約束がありますから……」と多くを語らなかったその秘書氏に、改めて連絡すると、
「石崎は政治家ではない。連続暴行犯ですよ」
と怒りを押し殺すように述べた。
「このまま国会議員を続けていては、有権者さんや支援者さんに迷惑がかかる。すぐにでも議員辞職すべきです。そのためにも、私はあいつを刑事訴追に追い込みます。示談? 絶対にしませんよ。これでお金で解決してしまったら、有権者を裏切ることになってしまいますからね」
と、地の果てまで追い詰める、と言わんばかりなのである。
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