京アニ放火「DNA鑑定」を依頼された被害者家族の悲痛な叫び

国内 社会

  • ブックマーク

 夢を抱いて京都アニメーションの門を叩き、日々、仕事に打ち込んできた若者たちの明日は一瞬にして奪われた。何の落ち度もなく、面識すらない被害者を事件に巻き込んだ犯人の罪は果てしなく重い。

 いまだ安否が確認できない大野萌(めぐむ)さん(21)の祖父・岡田和夫さん(69)が、事件翌日に胸中を明かした。

「萌は幼い頃からアニメや漫画が大好きで、中学を卒業する頃にはアニメの専門学校に通うか悩んでいました。結局、自信がなくて地元の高校に進学したんですが、夢を諦めきれず、2年前の春に憧れの京都アニメーションに入った。...

つづきを読む