怪物「佐々木」が登板回避で物議 35年前甲子園ベスト4の大船渡・元捕手はどう見たか

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百家争鳴の大論争

 第101回全国高校野球選手権大会の岩手大会の決勝戦は、7月25日に行われた。県立大船渡高校の応援席では、1人の野球部OBが後輩たちの敗戦を見届けていた。

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 試合の説明に贅言は必要ないだろう。大船渡は花巻東高校に2−12で大敗した。最速163キロのエース、佐々木朗希投手(17)は決勝戦で1球も投げることなく、最後の夏を終えることになった。今年のドラフトで最も注目される彼の姿を、甲子園で見ることができなくなったわけだ……。...

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