村田諒太、ベルト奪還しファイトマネーも5億円に爆上がり?

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 大阪でWBA世界ミドル級タイトルマッチが行われ、村田諒太(33)が、昨秋ベルトを奪われたロブ・ブラント(28)に2回TKOで勝利し、ベルトを奪還した。

「これで、一度は潰えた“真の世界王者”という夢が再び目の前に現れました」

 とボクシングライターが目を輝かせる。

 同級は、昨春まで無敗だったゲンナジー・ゴロフキン(37)と、そのゴロフキンを昨秋、判定で破ったカネロことサウル・アルバレス(29)が双璧を成している。

 今回の勝利で、彼ら“世界的ボクサー”との対戦が現実味を帯びてきたのだ。

「ただ、アメリカで人気があるカネロは、村田よりもっと知名度のある相手の方が儲かる。まずはゴロフキンとの対戦が現実的です」

 ゴロフキンはカネロほどの集客力はなく、しかも現在無冠のため、村田との対戦に乗ってくる可能性が高いという。

「場所については、陣営は東京ドームでの開催を画策しているようです。今回の試合は大入り。次戦は更に多くの客が見込めます」

 日本のドームでのボクシングは、マイク・タイソンが東京ドームで2試合、辰吉丈一郎が大阪ドームで1試合戦ったのみ。ドームなら万単位の客が入るし、世界が注目するゴロフキンが相手となれば放映権も高く売れる。村田のファイトマネーだって、

「5億円くらいになってもおかしくはない。ゴロフキンに勝てば、世界に名が売れて、次はアメリカでカネロと対戦できるかも。ファイトマネーは10億円単位に跳ね上がるでしょう」

“夢”への挑戦は続く。

週刊新潮 2019年7月25日号掲載

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