テレ朝下平さやかアナ「広島に半分移住」で本日も出社せず

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「じゅん散歩」のみ

 話はざっとこんな内容だ。

「“姐さん、きょうも来てないじゃん。こんな待遇って許されるの?”と、アナウンス室の後輩の一部が洩らしていました。羨望交じりかもしれませんが、“広島と東京を行き来する交通費も会社持ちらしい”なんて囁く声もあるんですよ」

 6月末には「よるバズ!」の放送が終了したこともあって、

「いま、下平の担当は『じゅん散歩』だけです。ナレーション入れは会社近くの関連施設で作業しますから、出社せずとも仕事はできます。ですが会社に来ないとなると、どうしても不公平感が出てしまいますし」

 ならば、この“半分移住”が決まるまでの経緯はどのようなものだったのか。下平アナご本人に訊ねると、

「取材はお受けしていませんので。失礼いたします」

 とピシャリ。テレビ朝日の広報部は、

「本人の事情を踏まえた上で、就業規則に則った勤務となっています。それ以上の社員の勤務状況や待遇についての回答は差し控えさせていただきます」

 これでは事情がイマイチ分からないが、実は、とテレ朝の幹部が口を開いた。

「当然、不公平との意見は想定されました。だから下平は休職扱いを望み、会社に申し出ていたんです。ところが、TBSの『news23』に行った小川彩佳と、フリーになった宇賀なつみが3月末で辞めることになっていた。2人に続いて顔と名前の知られた彼女も抜けるとなれば、大打撃です。うちから人気女子アナがどんどん辞めていくような印象も薄めたかった」

 そういった会社側の事情によって、

「広島と東京で半分ずつの生活を会社から提案され、下平は休職希望をひっこめた。つまり、彼女が出社していないのは会社が認めている働き方なのです。うちでは、彼女は2年上の大下容子に次ぐベテランですし、災害関連などの突発的なニュースの経験も豊富で、余人をもって代えがたい存在です。6月末の5日間、『大下容子のワイド!スクランブル』で休暇中の大下の代役を務めましたが、やはり、安心して任せられました」

 彼女は会社のために、夫はチームのために。当面、夫婦揃って“代打の切り札”となりそうなのである。

週刊新潮 2019年7月18日号掲載

ワイド特集「ヒト、この不思議な生き物」より

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