「貴景勝」父、ALSOK引き連れご祝儀お持ち帰り 相撲界の慣例を破る振る舞い
取り分の“相場”は
部屋と力士の取り分の比率は、一門やその部屋によってマチマチだというが、
「親方6対力士4が相場じゃないですかね」(同)
あるいは、
「半々というケースもあるでしょう」(前出の記者)
いずれにしても、力士側の「ごっつぁんです」はあり得ないようである。
先の千賀ノ浦部屋関係者が続けて愚痴る。
「貴景勝の父親は、パーティー会場のホテルに『ALSOK』の警備員まで連れて来て、ホテルからお金を勘定する紙幣計算機を借り、その場で現金を数え、ホテルの使用料だけ払って後は持っていってしまった。警備員を連れてくるあたり、かなり異様です」
とどのつまり、貴景勝側は相撲界の「慣例」を破り、部屋側の不信感を買ってしまったわけだ。ちなみに、貴景勝の父親の佐藤一哉氏は兵庫県芦屋市の豪邸に住んでいることで知られるが、
「不動産屋などを経営していて、かつては自宅が1度は『競売開始決定』になったり、彼が社長を務める会社名で所有しているビルが、国や兵庫県に何度も差し押さえられるなど、“カネに因縁がある”人物という評判です」(貴景勝の知人)
「第2の親」とでも言うべき千賀ノ浦親方サイドの顔に泥を塗る形のカネ騒動が発覚し、相撲界から「奇異な目」で見られているという貴景勝。ここは「当事者」の貴景勝パパに話を聞いてみなければなるまい――。
(2)へつづく
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