中国人経営の不動産屋は法律を守る気がない 日本人の元従業員が語る“ブラックな実態”

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現代版蛇頭の暗躍

 中国人が日本に密入国するには、どうすればいいか。90年代は蛇頭(じゃとう)と呼ばれるブローカーに大枚をはたき、命懸けで海を渡ってくるケースが多かった。だが、現在ではそんな必要はない。政府が外国人の在留に大きく門戸を開いていることも手伝って、日本籍を持つ中国人が経営する会社に名目上雇ってもらえさえすれば、日本語が話せなくても、なんの専門性がなくても、日本の発展に寄与することがなくても、日本滞在に不可欠な査証(ビザ)を保証して“もらえる”――。また、そうした会社は、小金持ちの中国人が、500万円ほどを投じれば興すことができる。...

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