丸川珠代「トップ当確」でも官僚に嫌われる女王様気質

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「三流役所ですか?」

 他方、彼女のトップ独走にやきもきしているのは中央省庁の役人も一緒だとか。

「彼女は官僚に対しては、“愚か者”発言で垣間見えた“女王様気質”を全開にしているんです」

 とは自民党関係者。これまで環境相や五輪担当相を歴任してきた丸川氏だが、

「たとえば環境相時代には、彼女に報告を上げずに案件を進めてしまった役人が突然呼び出され、“なにやってるの! 反省文を書きなさい!”とピシャリ。さらに、五輪担当相の頃も性格が丸くなることはなく、ある省庁のレクで間違いが見つかった時には、“アナタのところは三流役所ですか?”と怒鳴り散らしていた」

 秘書官への当たりもキツいようで、

「ある会議の最中、彼女がテーブルに置かれたペットボトルを秘書官に渡したんですね。何をするのかと思ったら、秘書官にキャップを開けさせていた」(同)

 3期目を圧勝で飾れば、閣僚の座に返り咲く可能性も――。今年の「官僚たちの夏」はかなり冷え込みそうである。

週刊新潮 2019年7月11日号掲載

特集「参院選『7人の女戦士』にクレオパトラの鼻っ柱」より

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