「日刊反日」で自らの首を絞める文在寅に韓国メディアも続々苦言
〈歯痒い〉〈及び腰〉…
〈韓国はひとりぼっち〉(5月28日付中央日報)
〈(G20をきっかけとして)近くて遠い国である日本を相手に、関係回復に向けた出口を模索しなければならない〉(6月7日付聯合ニュース)
〈日本とは慰安婦、強制徴用問題を巡る対立で首脳会談の日程も決められない状態だ。G20サミットを機に対話の糸口を見出すことを期待したが、手掛かりすら見つからない状態で歯痒い〉(5月27日付毎日経済新聞)
〈韓日首脳会談、いつまで及び腰でいるのか〉(5月1日付ソウル経済新聞)
要は、いつまでも反日を続けて孤立の道をひた走るのではなく、とにかく日韓首脳会談に漕ぎ着けて関係再構築を模索すべきだと、文政権の尻を叩いていたのである。それでも、文氏が安倍総理を動かすことはできなかった。
韓国出身の評論家で拓殖大学教授の呉善花氏はこう解説する。
「G20後、韓国では『首脳会談開催の申し出を日本が非礼にも拒否した』という日本批判も出ましたが、それは一部に過ぎず、大方は、日本から相手にされないほど韓国の国際的な立場は弱まっていると、現政権を批判する声が多いです」
心底憎い日本に苦汁を嘗(な)めさせられる格好となった文氏。内心、腸(はらわた)が煮えくりかえっているに違いない。しかし、それも今までの自身の異常な反日姿勢による自業自得なのだから甘受するしかあるまい。
成果を出せなかったG20の失地回復とばかりに、文氏は6月30日、米朝首脳会談の場である板門店に同行して見せたが、産経新聞ソウル駐在客員論説委員の黒田勝弘氏はこう予測する。
「米朝首脳会談の“成功”を演出したことで、文大統領は韓国国民にG20での失敗を忘れさせ、大きなことを成し遂げたイメージを植え付けられたと大喜びしているのでしょう。しかし、結局は実質的な成果が出ず、単なるパフォーマンスに過ぎなかったと批判を浴びる恐れは大いにあります」
「反日」の1字を変える。ただそれだけのことが文氏には難しいようだ。パフォーマンスばかりに励む、自らの外交姿勢を「反省」することが――。
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