浅田真央が生放送嫌いでも24時間テレビ出演を決意した「家庭の事情」

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“イノシシをさばきたい”

 新たな挑戦のウラには何があったのか。

 所属事務所に聞くと、

「未経験で不安ではありながら、新元号“令和”となったこともあり、新しい事にチャレンジしてゆこう、という経緯でございます」

 との回答だったが、

「家の事情もあるんです」

 と耳打ちするのは、さる広告代理店関係者である。

「姉の舞はバラエティタレントとして活躍していましたが、現在、恋に夢中で」

 お相手は森進一・昌子の長男で、ロックバンドのボーカル・Takaだが、

「海外ツアーにも付いて行っている。結婚するつもりで、マネージャーには“仕事を入れないで”と言っているほど。マネージャーとの連絡を断つこともあるほどで、事実上の“休業状態”なんです」(同)

 確かに彼女のウェブサイトを見ると、3月に一日消防署長を務めたのを最後に、あとは空白が続いている。

「真央と舞の姉妹は、現役時代からマネージメントをし、“母親代わり”と言われている女性マネージャーが専属で担当しています。姉が休業なら、妹が頑張るしかない。だから今後も慣れない分野に出ていくことになるでしょうね」(同)

 その試金石がいきなりの大舞台。期待と不安はまさに「ハーフハーフ」といったところであろう。が、

「徹夜してでも僕は見たいですね」

 とは、さるキー局のプロデューサー。

「最近の真央ちゃんは、しゃべりで頑張ろうとしているだけに、逆に天然ぶりが際立っているんです。NHKの番組で“将来は山に行って、狩りをして、イノシシをさばいてみたい”と言ったり、民放では“日本で私を知らない人っているのかな”と言ってみたり。突拍子もない発言が、“感動”の予定調和を崩せば逆に面白いじゃないですか」

 姉と違って、浮いた話も一向に聞こえてこない「真央ちゃん」。とまれ、現役時代同様、その“滑り”からは目が離せない……。

週刊新潮 2019年7月4日号掲載

ワイド特集「『家族ゲーム』の人物点検」より

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