警察を敵視していたあの頃…職質の思い出(中川淳一郎)
予備校に通っていた頃、小論文の講師から「天皇制は平等の精神に反する」「警察権力は敵だ」などと聞かされていました。大学に入ってからも活動家あがりのオッサンから「大学の中に警察が入ることは断固として許せない。国家権力は自治の権化たる大学に入り込むな」と、その革命思想を刷り込まれてきました。
若い頃は、そうやってアプローチしてくるオッサンに対し、「その通りだ!」なんて思っていたのですが、天皇家に対しても警察に対しても今は何も異議を唱える気はありません。...