眞子さま「ご両親不在」の間に熱を帯びる小室圭さんとのホットライン

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「先方にも失礼」

「宮内庁内部からも懸念の声が上がっています」

 そう明かすのは、宮内庁担当のベテラン記者だ。

「民間機は、たとえば天候や機体のトラブルで飛ばなくなれば別の便への振り替えとなり、スケジュールの変更を余儀なくされます。相手国の招きで訪問する際、トラブルが起きたので遅れますとなれば、先方にも失礼となりますし、また警備上も支障をきたします」

 民間機では一般客も乗り合わせるゆえ、警備する皇宮警察は相当の緊張を強いられ、また乗員乗客たちも長時間張りつめた空気の下での移動を強いられるのだ。

「政府専用機で移動すれば、警備する側の負担は大幅に減りますし、本機と予備機の二つが同時に飛ぶのが基本なので、万が一のトラブルが起きてもすぐ乗り換えることができます」(同)

 予定どおり到着するため、これだけのセーフティネットが張られているのだ。裏返せば、天皇陛下と皇嗣殿下が、遅れてはいけない重要なご公務を遂行されるかけがえのないお立場にあるという証である。

 また欧米を中心とした外交の舞台では、政府専用機が象徴的な意味を持つ。

 さる外務省OBが言う。

「専用機での訪問は、相手国への“大事な人を送り出しています”というメッセージでもある。迎える国も、専用機に乗れる立場のVIPがわざわざ民間機で来ると聞けば、我が国は軽んじられているのかという誤解を抱きかねません。国民に迷惑をかけず、なるべくお金をかけず、特別扱いはしないで欲しいという殿下のご意向も理解できますが、そのこだわりが、海外ではプロトコールに外れた行為となるリスクを孕んでいるのです」

 付言すると、秋篠宮邸は改修中で、仮住まいの建物と合わせ総額43億円もの費用がかかる。その言動に矛盾を感じるムキもあろう。

 各方面にさざ波を起こし旅立たれた両殿下の一方、眞子さまと小室さんのホットラインは熱を帯びる気配だ。

 小室さんの知人によれば、

「米国に留学中の小室さんは9月まで夏休みです。本人は帰国する予定がないと明言していますが、結婚への意思は変わっておらず、プライベートの時間も増えましたから、SNSなどを駆使して互いに連絡を取り合っているそうですよ」

 留守を預かる眞子さまにとっても、両親が不在となれば心おきなく居間でスマホを見る時間も増えよう。

 小室家側の代理人である上芝直史弁護士に訊くと、

「圭さんの立場で、今の時点でお話しできることはございません」

 と言うばかり。沈黙を続けるほど親子の断絶は深まり、また国民との乖離も深くなる一方なのだが――。

週刊新潮 2019年7月4日号掲載

特集「どうしても本音を隠せなかった『秋篠宮殿下』の親子断絶」より

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