広島4連覇危うし 観客動員数は好調でも、消えたマツダスタジアムの“神通力”

スポーツ 野球

  • ブックマーク

 大本命がまさかの苦戦だ。昨年、球団初のリーグ3連覇を達成し、今季も優勝候補の筆頭格に挙げられていた広島が、6月終了時点で首位の巨人に3ゲーム差の2位に甘んじている。

 今季の広島は、2年連続セ・リーグMVPの丸佳浩が巨人にFA移籍し、精神的支柱だった新井貴浩の現役引退もあり、戦力低下を心配する声もあった。それでも開幕直後の出遅れから、5月は20勝4敗1分と驚異的な勝率で首位に立ち、そのまま独走態勢に入ると思われた。しかし、チームが苦手としている交流戦で12球団最下位となる5勝12敗1分と大失速。...

つづきを読む