小川彩佳「news23」がとうとう視聴率3%台で、大江麻理子「WBS」に抜かれる日

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 元テレ朝の小川彩佳アナ(34)を迎え、鳴り物入りでスタートした「news23」(TBS)。6月3日の初回視聴率が4・3%(ビデオリサーチ調べ:関東地区・以下同)で、期待外れだったことはお伝えしたが、最近では3%台もあるという。となれば、振り返れば「ワールドビジネスサテライト(WBS)」(テレ東)が控えている。早くも危険水域との声も出始めた――。

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 民放プロデューサーは言う。

「実は小川アナが、アナウンサーとしての実力を発揮し、『news23』浮上のきっかけになると思われた出来事がありました。それが6月18日夜に新潟県村上市で最大震度6強を観測した山形沖地震でした。この日、TBSは夜10時からドラマ『わたし、定時で帰ります。』の最終回を放送、『news23』はいつもより遅い11時15分開始予定でした。地震が発生したのは10時22分、まずは画面上に速報のテロップを流し、26分にはCM中だったにもかかわらず、報道特番に切り替えました。『news23』のサブキャスターを務める山本恵里伽アナ(25)が各地の情報を伝える中、45分からは小川アナが出演し、予定よりも30分前倒しで『news23』が始まりました。生放送中のNHKやテレ朝はそれより早く地震のニュースに切り替えましたが、TBSの対応もかなり早かったと思います」

 ちなみに、NHKは『クローズアップ現代+』を放送中で、10時22分の発生直後に地震速報が画面中央に表示され、司会の武田真一アナ(51)が原稿を読む態勢を取った。しかし、画面が切り替わり、別のスタジオからの中継に。

 テレ朝は『報道ステーション』の放送中で、24分から富川悠太アナ(42)が慌てて地震のニュースを読み始めた。

 日テレはバラエティの「幸せ!ボンビーガール」を放送中だったが、TBS同様、26分には番組は地震特番に切り替えられた。

 フジテレビはバラエティ「レディース有吉」を放送中だったが、切り替わったのは27分頃である。

 独自の路線を行くテレ東も「ガイアの夜明け」を40分頃に切り替えている。前出プロデューサーが続ける。

「この時の小川アナの対応は良かったと思いますよ。余計な挨拶はなく、『「news23」です。地震の~』とスッと入り込み、切り回していました。30分前倒しで始まり、なおかつ深夜1時10分まで放送を続けました。こういう緊迫した状況に彼女のキリッとした顔は合うと思います。実際、視聴率も人気ドラマ『わたし、定時で帰ります。』の最終回だっただけに、11時頃までは10%台をキープしていましたし、全体で見ても、古巣『報ステ』を上回る、民放1位だったことは間違いない」

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