TBS「Nスタ」が日テレ「every.」に悲願の勝利 最大の功労者はホラン千秋ではなく……

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夏休みに勢力分布が変わる?

「みんな若いから番組が新鮮に感じられます。ホランももちろんですが、井上アナも押しが強いタイプではないので、全体が爽やか。逆に言えば軽いとも言えますが、番組に勢いがあるのは結構なこと。依然として低調の『NEWS23』(TBS)もおこぼれを頂戴したのではないのでしょうか」(同)

 一方、これまで独走だった「every.」だが、たとえ1日でも抜かれたのは番組の勢いが落ちたということなのか。

「ここ数年は2桁が当たり前でしたからね。とはいっても、翌日には10・1%と持ち直しましたから日テレもホッとしているのではないでしょうか。この日は令和最初の台風が発生かという日でしたから、身近で重要なニュースの時にはハーフコンビよりも、落ち着きのある『every.』が選ばれたのかもしれません。ただ、キャスターの藤井貴彦アナ(47)もイケメンからすっかり中年男になりました。日テレは、古くは徳光和夫(78)、福留功男(77)、福澤朗(55)、羽鳥慎一(48)と、局の顔と言ってもいい男性アナウンサーを出してきましたが、藤井アナは中々そこに行き着かない。また、女性キャスターの陣内貴美子(55)もいつまで経っても、ジャーナリストには見えないし、スポーツ選手を引き摺っている。このままでは、いずれ『Nステ』に抜き去られるかもしれません」

 転機は、夏休みという。

「夏休みになれば、夕方のニュースも若年層が見るようになりますからね。若々しい『Nスタ』が視聴率をさらに上げるかもしれません。テレ朝の『スーパーJチャンネル』だって、10年前にはNo.1でした。これら3番組が鎬を削るデッドヒートはしばらく続くと思います」(同)

 残念ながら、そこに加藤綾子アナ(34)の「Live News it!」(フジテレビ)は、参戦しないようだが……。

週刊新潮WEB取材班

2019年6月29日掲載

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