長野でツキノワグマ被害多数! ニワトリ50羽を一度で餌食に

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 人口約1万2300人の小さな町で惨劇は起きた。志賀高原や湯田中渋温泉郷などで知られ、長野県北東部に位置する山ノ内町。町内で農業を営む小坂隆さん(62)が6月14日、飼育していた鶏の世話に出かけると、小屋の周囲には鶏の頭や脚、無数の羽が散乱していたのだ。

「最初は、野良犬かキツネの仕業かと思いました」

 こう語るのは、小坂さんご本人だ。

「知人の猟友会の会員に電話して来てもらうと、足跡からツキノワグマだというのです。100羽いた鶏の半数ほどが食べられていました」
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