「よど号ハイジャック事件」で愛人問題がバレた英雄機長の暗転半生

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 1970年(昭和45年)の日航機「よど号」ハイジャック事件は、犠牲者を出すことなく冷静に任務を果たした石田眞二機長を一躍ヒーローに祭り上げた。が、それゆえ発覚した愛人問題で機長の人生は揺れに揺れ、暗転したのである。

 いまから49年前、羽田発福岡行きの日航機「よど号」は赤軍派に乗っ取られた。当時47歳の石田機長は乗客や乗員を無事に降ろし、北朝鮮を経て帰国。まさに英雄となる。佐藤栄作首相から表彰を受け、園遊会にも招待された。

 そんななか、愛人との同棲が発覚する。...

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