著名人の熟年離婚20選、72歳「ビートたけし」は結婚から36年の離婚で第4位
離婚時の平均年齢は50代
共同通信は6月12日、「ビートたけしさんが離婚 タレントで映画監督」と報じた。たけしは1947年生まれの72歳。当然ながら、世間の誰もが“熟年離婚”と受け止めた。
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それでは、これまで芸能人などの著名人が熟年離婚に踏み切ったケースは、どのようなものがあっただろうか。話題となった主な離婚をまとめ、結婚期間の長さを基準として表にした。
まずは1位の橋幸夫(76)から、同点10位の杉良太郎(74)、林隆三(1943~2014)までをご覧いただこう。ちなみに結婚期間が36年だったビートたけしは4位に入っている。
表に登場したのは23組の夫婦。夫側も妻側も離婚が報道された時の年齢を記載している。これを元に男性の平均年齢を計算すると56.52歳となった。また年齢が報じられた女性は19人で、同じように平均を求めると54.21歳だった。50代というのが、1つのキーポイントなのかもしれない。
離婚の原因は、新しい交際相手との再婚という理由が少なくない。橋幸夫、石坂浩二(77)、ラサール石井(63)、杉良太郎、井上ひさし、黒澤久雄(73)、渡辺謙(59)、唐十郎、千葉真一、再々婚となった萬屋錦之介(1932~1997)と10人。全体の43.4%に達した。
ただ黒澤久雄の場合だが、離婚を切り出したのは妻の林寛子(59)だと報じられた。更に離婚発表の3年前、林の不倫騒動が持ち上がったことを付記しておく。
それにしても1位の橋幸夫となると74歳で再婚のために離婚したことになり、そのエネルギーには――離婚について賛否両論あるだろうが――正直言って驚かされる。そしてビートたけしも再婚の可能性が取り沙汰されているのはご承知の通りだ。
そもそも再婚であり、その再婚相手と熟年離婚に踏み切ったというケースが横内正、坂本龍一(67)の2人だ。坂本は離婚前、テレビ番組「おしゃれカンケイ」(日本テレビ系列:1994~2005)で愛人の存在と、その間に男児が生まれたことを告白している。竹脇無我(1944~2011)にも内縁の妻がいた。男性は半分以上を艶福家が占めたと言えるかもしれない。
逆に“三下り半”を突きつけられた男性もいる。孤独な心境を吐露したのはヨネスケ(71)だ。雑誌「週刊現代」のweb版「現代ビジネス」で「熟年離婚したヨネスケが激白『孤独な晩年に思うこと』」の記事が掲載されている。元は週刊現代のインタビュー記事だ。
《3年前の3月に長年連れ添った妻と離婚しました。原因は、率直に言えば、僕が家庭を顧みなかったから。ほぼ家に帰らなかったからね。
ウチの子どもは全てカミさんが育てたようなもんで、僕はカネだけ送ってたような関係だったから、そりゃ怒るわ。
きっかけは、カミさんに何か愚痴られたときに「分かったよ、それなら別れてやるよ」なんて言ったもんだから、カミさんも長年、積もり積もっていたものが爆発したのか、「あたぼうよ!」と。それで離婚です》
《離婚した前後で気持ち的に一番変わったのも、やっぱり僕がいよいよってなったときに、もうカミさんが面倒見てくれねぇんだなってこと。
子どもには負担をかけないようにしたいとは思っているけど、もし、僕に何かがあったときは、こうしてくれって本当は言わなきゃダメなんだよね。まだ、そのときのことは子どもとは話せてないんだ》
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