ココイチ創業者が「ストラディバリ脱税」で追徴5億円、識者が辛口批判

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 赤貧から身を起こし、日本一のカレーチェーンを築き上げた立志伝中の人物。といえば、篤志家としても知られる「CoCo壱番屋」の創業者・宗次(むねつぐ)徳二氏(70)である。そんな外食業界のカリスマに降って湧いたのは、バイオリンの名器を巡る「脱税」疑惑だった。

 過去のインタビュー記事には、〈生後まもなく児童養護施設に預けられ〉〈ギャンブル依存症の養父のもと、電気代も払えず、雑草で飢えをしのいだ〉等々、彼の凄絶な半生が綴られている。

 だが、逆境を撥ね除(の)けて1978年に創業したカレー専門店が大成功。...

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